(秘密保護法案 私はこう見る:1)元海上保安官・一色正春氏 政府の隠匿も罰則必要 net記事から

(秘密保護法案 私はこう見る:1)元海上保安官・一色正春氏 政府の隠匿も罰則必要 紙面で読む 紙面写真・図版 元海上保安官・一色正春氏 紙面写真・図版 「ユーチューブ」に投稿された映像 紙面写真・図版     安倍政権が成立を目指す特定秘密保護法案。法整備を促すきっかけの一つとされるのが、2010年9月に沖縄・尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突の映像が動画サイトに流出した事件だ。投稿した元海上保安官の一色正春氏(46)に、今回の法案について聞いた。  私が映像を公開した当時この法律があれば、あいつは今ごろ刑務所だという人がいるが、それは違うと思う。映像はしばらくの間、海保職員なら誰でも閲覧できる状態で、あの映像は秘密でも何でもなかったからです。  《一色氏は10年11月、巡視艇の共用パソコンに保存されていた衝突映像を自分のUSBメモリーに移し、神戸市内のネットカフェから「sengoku38」の名で動画サイトに投稿した。》  あの時、日本は「(中国側がぶつかってきた)証拠がある」と言い張るばかりで映像を公開しなかった。その結果、国民は日本と中国のどちらに責任があるのか分からなくなった。恣意(しい)的に隠した政府の姿勢は許されるのか。あの映像を見て、国民に考えてもらいたかったんです。  《国家公務員法の守秘義務違反容疑で書類送検された一色氏は停職1年の処分を受け、依願退職。東京地検は不起訴(起訴猶予)処分とした。》  今回の法案は内容が国民に…

続きを読む